Bass

Diminished #2

投稿日:16/01/2021 更新日:

私の音楽仲間たちは愛すべき人間が多い。
人の演奏を邪魔しないということなのか、順番を決めなければ誰もソロをとらず、バッキングだけが流れる。イージーリスニングということである。まともに進行していても、油断していると平気で1周で目配せしてくる。突然に順番が廻ってくるというわけである。そんなときもやっぱりDiminishedで解決するのが有効である。

考えてみれば”Jazz player”たちが常に真剣に且つ難解にトライしているか?といえば否であると思う。酒飲みなら真剣と言われても説得力に欠ける。

A♭・B・D・F の4音だけでフレーズを作ってみる。音は4つしか無いから、音の選択に脳のメモリは使わない。3連にしたり、タイミングを注意したり、弾かなかったりに気を配る。

ここに、Dm7→G7→Cmaj7のバッキングにあてはめてみる。

”G7”での構成音は、A♭=♭9、B=3rd、D=5th、F=7th となる。
“G7″上でGは必要なく、”B”と”F”が主役。最後に”G”で勝手にCmaj7の5thに落ち着く。

そして、この構成音は、D♭7、B♭7、E7 上で機能する。



-Bass

       

comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

Maiden Voyage ④

Maiden Voyage 4回目でございます。 前回は「D7sus」、「F7sus」のそれぞれのスケールを確認いたしました。 それぞれのモードは以下のようになります。 鋭角的に展開するドミナント・モ …

Cmaj7→Fmaj7→E♭maj7→A♭maj7

このようなコード進行で、どのようなスケールを想定しますか? Cmaj7→Fmaj7=C Ionian E♭maj7→A♭maj7=C Aeolian つまり、CメジャーとCマイナーを交互に弾いてみてく …

Maiden Voyage ③

さて、「Maiden Voyage]」の3回目となります。 今回はもう少し深堀りしてみようと思います。 見た感じは難解に見えますが「ドレミファソラシド」が前提としてあれば、 大丈夫ですのでお付き合い願 …

オルタードスケールを難しく考えないという考え方

伴淳でいうところの「アジャパー」、ロボコンでいえば「うらら〜」で御座います。ノゲイラでいうところの「オモプラータ」、蟻地獄でいうところの「蟻地獄」、HTMLでいうところの「〇〇の画像です」で御座います …

Maiden Voyage ②

前回はD7susについての解釈でございましたが、今回はF7susについて話していきます。想定するスケールは、F Mixolydian、G Aeolian、A Locrian それぞれ半音ずつ加えて、E …

アーカイブ

カテゴリー